一章：別れ，そして始まる＃９

　「…なんだこれは？」
　一般的には「ゲーム」と言う言葉を聞くと，何かのアクションゲームやシューティングゲームなどの印象を脳に浮かすだろうな。こんな印象を持つ俺は普通であろう。
　じゃ目の前の女の子たちはいったい何なんだ？
　3人の女の子が歌ったり踊ったりして，まるで誰かのスターショーみたい。だけどこの女の子たちは決して本物の人間ではなく，デジタルアイドルって奴であっだ。歌が終わると，女の子たちは「ありがとうね，みんなさん。」を言って，また別の歌を歌って始めた。
　ゲームをやることあまりない俺には，こういう訳の解らぬ映像が困惑の極まりだ。これは本当にゲームであろうか？
　「やめようか…」
　スターショーを終われよう俺は指を動かすと，映像が消えて，そしてほかのBGMとゲームのタイトルが現れた。
　「ダンスパーティ２」
　さっきのはゲームのオープニングらしい。
　こんなことさえ知らない俺は，さっきの困惑を誰か（特に真紗子さん）に見えずのを幸運だと，自分の無知を悔しいだと思っていた。
　世の中はミュージックゲームがあったようだ。
　やってみようと思って，「GAME START」をタッチした俺だっだ。
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仕事を探せようと祈っている僕である。