真紗子さんがお土産を買ってきたあと,俺たちは航宇機の搭乗手続きし始めた。
近くから見ると,航宇機はでかいな,そして真っ黒なイカであったみたい。俺たち乗客はこのイカの胴体の後部に搭乗するらしい。イカの前部,つまりあの三角の頭は,いろいろな大気圏に打ち上げるために搭載する機械や化学材料であったと真紗子さんから後で聞いた。
ゲートでのカウンターでパスポートや航宇券を航宇会社の係りさんに見せたと,酸素提供の与圧服を装着させられた。理由は万の一を備えようらしい。だけどさ,もしこのイカが大気圏で爆散したら,このような与圧服はいったいなんの役に立てるであろうか。
いや,そんな物騒なことを考えないことた。一応俺もこのイカの乗客たちその一人だ。
でもこの与圧服は微妙に着心地がいい,ヘルメットはちょっと狭いだけど。それに男性の目からみると,与圧服のもうひとつのメリットは,女性の体の流麗な曲線を見えるからであった。しかし,目の前の真紗子さんの姿を見ると,その男性に有るべき欲望はすぐ雲に散った。
「どう~けっちゃん,お姉さんはセクシー?」
「そんなわけないだろう。」
「もう~けっちゃんは本当に冷たいね。」
「あんたのほうこそ熱すぎだ。」
またこんな無為な会話をしながら,与圧服の装着は完了した。そして消毒エリアに通過した俺たちは,ついにそのでかいなイカの内部に入れた。
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またまたがんばるよ~~
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